曲を作っても「聴いてもらえない」と嘆いてる暇は無い。待ち受けで聴いてもらえるならミュージシャンは誰も苦労しない。

昨日のブログの続きを書くのだが…一晩寝たら昨日何を書いたかもちろん忘れてたから読み返してきた。
配信後まもなく、海外に営業かけていったらどんな反応するのだろうと思って、イギリス・アメリカ・スペイン・ブラジルの音楽のメディアや、ラジオ局、たまにラジオDJとっ捕まえてガンガン営業かけたんだけど、どんな反応だったか?
こっからの続きやね。
『ISHIKORO』をリリースしてすぐ、僕はすでに次の段階を見てた。 「このジャケットで、海外のリスナーや業界はどう反応するか?」それが最大の興味だった。
最初に送ったのはイギリスのラジオ局だった。
最初に返ってきた返信の内容は
Hey! The artwork looks like a joke. Is this serious?(冗談で送ってきてるのか?)
だった。
想定通り、第一印象は「ふざけてる」と思われる。だけどそれが狙いだった。
まず、こういうのは反応があるかどうかが一番大事。
そのあと僕はHey, do you think they’re joking about using this cover art for an album with 10 songs? Your radio show is a music show, right? First, listen to the songs and play them if there’s even one that seems like it would suit your listeners. If you listen to them and decide to play them, contact me.(おいおい、10曲入りのアルバムで冗談でこのカバーアートにすると思うのかい?君のラジオは音楽番組だろ?まずは中身を聴いて君のリスナーに合いそうな曲が一個でもあったら流してみて。聴いて流してみようと思ったら連絡して。)
こういうやり取りでメールの返信が続くと、相手のメッセージの内容がどんどん好意的な内容になってくる。
そして、アーティストの紹介文送ってきてって返信が来たら


こちらは丁寧に紹介文を送るだけ。
ここまで来たらほぼ流れることが確定。
流してくれることが決まったところは

どこもこんな感じで放送スケジュールのメールが来る。
ちなみにパワープレイや放送で流れる時はリアルタイムにチェックができる。
本当に流れているのかどうかここでチェックできる。
ただし、時差があるのでこちらがチェックする場合ほとんどが夜中(向こうは昼)なので、監視するのはきつい。
放送してくれてる国とそのラジオ局もいちいち選択しないといけないし、同時刻に別々の局で流れてる事もあるから追いかけるのも大変になってくる。
僕は初日だけ頑張って起きて、監視してたけど、ちゃんとこのWEBサイトでISHIKOROとTORIKAGOが表示されてた。
親切な局なら後日mp3で収録の一部をデータで送ってくれたりする。
そんなこんなで、イギリス、アメリカ、スペイン、ブラジルの数々のラジオ局ヘビーローテーションとまではいかないけど、どこの馬の骨とも解らない奴でもそこそこ強めに紹介してもらう事に成功した。
結果iTunes UK(J-POPジャンルだけど)で一位になれた。まあ一位は結果論やけどね。
5月1日に新曲のHANAZONOのリリース控えてるから、また流してもらおうと思ってたけど、ISHIKOROとかTORIKAGOとか流してくれてた局に連絡したらさすがに終わっちゃった番組もあるみたい。
前回のISHIKOROリリースから2年経ってるので、さすがに編成もあるよなーって感じ。
ま、過去の事は忘れてまたイチから営業かけていくわ。
このオレの話、「音楽作ってリリースもしたけど誰にも聴いてもらえない」って悩んでる人は、誰かに見つけてもらえると思ってるとしたらそれは大間違い。自分から何も動かそうとせず何かが動くことはないので、音楽聴いてほしけりゃどんどん攻めた方が良いと思う。
あー、説教くさいブログだ。オレ営業やってた時、お客さんに怒りまくってたな。
次は営業の話を書こうかな。
アポが取れない…契約が一生あがらない(契約が取れないって意味)って人たちを何とかしてあげたい気分になってきたから、その人たち向けの記事でも書いてみるかな。
ってか、一応言っておくけどオレはミュージシャンやぞ!笑
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