本当に自信があるなら1度NOを出されてもあきらめるなと言いたい

2023年の2月にリリースした10曲入りのアルバムの「ISHIKORO」をリリースした時は、ディストロビューターに登録する時点から大変だった。っていうのも、ジャケットがこのありさま(無地の白背景にMSゴシックでISHIKOROと書いただけ)だったため、一度目の申請ではこのメールが返ってきた。

まあ予想通りの回答が届いた笑
「要するに会社の方針でこの作品は弊社では申請を受け付けることができません」ということ。
なので僕はこの後、すぐさまマネージャーにこの内容でメールを返信してもらった。

この返信を送ってもらったら、会社の方針を曲げて申請を受け付けて登録してくれた。
マネージャーは一度「無理」と回答された時点で完全にあきらめてたみたいだから受付しますって返信があった時は驚いてた。
僕はこの記事で今回伝えたいことは何事も「無理」って言われただけであきらめるなって事を言いたい。
幸いあっさりこちらの意見と提案が通ったから良かったけど、もしこの時マネージャーに「何度も言いますが会社の規定があるのでこれは申請受け付けるの無理です。」って返信がきたら、次は僕が直接メールしようと思ってた。
僕自らメールしてダメなら電話番号を突き詰めて「もうあんたの会社とは取引しない!」ってハッキリと断られるまで毎日電話してた。
なぜなら、営業にグレーゾーンの商談は不要だから。
これでもかつてトップ営業マンだったので自分の中にあるブレない営業スタイルがある。
交渉するときも商談するときも成約かNGかハッキリさせてこそ真の営業マンだ。
中途半端に「あわよくば」を残して時間の経過とともにそんな商談すらなかったことにするのはできない営業マンの典型だと思ってる。だから僕は営業される立場になった時、要らないと思ったらハッキリと「要らない」というようにしてる。
あやふやな回答をして期待を持たせるのは提案してきてる相手にも失礼だと思うから。
まあ営業の話はまた今度でいいや。
このISHIKOROをリリースする時、僕にとって大事だったことは、「顔出しNG(時間と魂費やして作った大切な作品を顔で判断して中身を聴かないという状況を避けたかった)」、「仕掛けについて(背景真っ白の無地にMSゴシックでISHIKOROとテキストだけにして、見た人がなんだこれは…?ふざけてんのか…?なんだこのくそダサイカバーアートは…)」このように思われる第一印象が欲しかった。
僕の中で一番ダメなのは空気。つまり、リリースしても通りすがりの人が見向きもしない事。
なので、NISHIOKAとしてのスタートは見た目はくそ。中身は「あれ?思ってたよりこれいいんじゃない?」って流れを作りたかった。
インディーからメジャー、そしてインディーに戻った僕は全てが0からのスタートだったので、アルバムのカバーアートも0(何も足してない)ってのは自分の生き様にピッタリとも思ったので、作品との整合性もある。
何もかもがちょうどいいからどうしても一度二度はディストロビューターが拒絶してくるのを前提で押し切った。
配信後まもなく、海外に営業かけていったらどんな反応するのだろうと思って、イギリス・アメリカ・スペイン・ブラジルの音楽のメディアや、ラジオ局、たまにラジオDJとっ捕まえてガンガン営業かけたんだけど、どんな反応だったか?
この続きはまた近日書くことにする。
ほな、また今度
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